オランダと言えば、世界的に有名なハイネケンの故郷!
ビール好きなら、本場オランダでお土産のビール探しは欠かせませんよね。
この記事では、私たちが実際に体験したハイネケン・エクスペリエンスの様子から、そこでしか手に入らない限定グッズ、さらにスーパーで手軽に買える地ビールまで、
「買ってよかった」と思えるおすすめビールを9選ご紹介します。
日本のハイネケンとの味の違いや、お土産として持ち帰る際の注意点も解説しますので、
オランダ旅行に行くビール好きの方は必見です!

必見!アムステルダム「ハイネケン・エクスペリエンス」体験レポート

グッズと限定ボトルが熱い!ミュージアムショップの戦利品公開
オランダ土産として、ビールと同じくらい人気があるのが、ハイネケン・エクスペリエンスの限定グッズです。

ショップには、ハイネケンのロゴやデザインをあしらったグッズがずらり。
キーホルダーはもちろん、靴下やエプロンなど、デザイン性の高いアパレルグッズもたくさんあり、可愛いもの好きにはたまりません。
中でも最も熱いのが、自分の名前や好きなメッセージをボトルに入れられる「オリジナルボトル」作成サービス!
世界に一つだけのハイネケンボトルは、自分用にもギフトにも最適です。

私たちは、ここでしか買えないキーホルダーなどの限定グッズを戦利品として手に入れました。
裏側に名前が入っています。
なぜ美術館の記事で紹介しなかったか?
このキーホルダーはアート作品との関連が薄く、純粋に「ビール」というテーマに特化したかったため、美術館のお土産記事からは除外しました。
ハイネケン・エクスペリエンスの体験レビューについては、別記事で詳しくご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

最高の体験!最後の乾杯で飲む本場ハイネケンの味

ハイネケン・エクスペリエンスの長いツアーの締めくくりは、もちろん最高のハイネケンでの乾杯です!
私たちは最後のバーで、本場の味をじっくりと堪能しました。
日本ではあまりハイネケンを飲む機会がなかったため、明確な味の違いを語るのは難しいですが、一口飲んで感じたのはその「飲みやすさ」です。
日本のビールに比べて苦味が非常に少なく、雑味がないため、ごくごく飲める爽快感がたまりません。
特にビールの苦みが苦手な方でも、これなら最後まで美味しく楽しめるはず。
本場オランダのハイネケンは、フルーティーで軽い飲み口が特徴で、世界中で愛される理由がよく分かりました。
Klook.comスーパーで手軽に買える!オランダ地ビール&定番9選を徹底比較

ハイネケン・エクスペリエンスの限定グッズや本場の味を堪能したら、いよいよ次はスーパーへ移動します!
お土産として気軽に買って帰れる、オランダの国民的ビールや地ビールを探しに行きましょう。
【定番】オランダの国民的ビール「ハイネケン」
オランダのスーパーに行けば、ハイネケンはまさに定番商品。
缶や瓶など、さまざまな種類が棚にずらりと並んでいてます。

私たちはスーパーのアルバート・ハインで、缶を€0.83で購入しました。
日本では1缶230円程度ですが、オランダでは約130円とかなりお得に手に入ります!
スーパーによっては、会員向けの「ボーナスカード」を利用することでディスカウント価格になることもあるので、お得に購入したい方は要チェックです。

アルバートハインの「ボーナスカード」については
こちらのスーパー攻略記事で詳しく紹介しています。
どこでも買える安定感と、間違いない美味しさがあるため、バラマキ土産としても自信を持っておすすめできます。

重量の問題さえなければ
安くて喜ばれるお土産だと思います!
【王道】オランダ国民に愛される地ビール「アムステル(Amstel)」

ハイネケンに続いて国民的な人気を誇るのが、このアムステル(Amstel)です。
私たちはアルバート・ハインで1缶€1という手頃な価格で購入しました。
「アムステル」という名前から地ビールかな?と思って購入しましたが、まさにオランダを代表するピルスナービールの一つです。
実はアムステルは、欧州を代表する三大ビールブランドの一つに数えられるほどの世界的知名度を誇ります。
オランダ国内では、ハイネケン、グロールシュ、ババリアに次ぐ4位のシェアを持っていますが、1968年にハイネケンに買収されて以来、現在はハイネケングループの傘下にあります。

違うビール会社だと思って購入しても
ほとんどがハイネケンの子会社でびっくりです!(笑)
ハイネケンと比較すると、アムステルはよりマイルドでクセがないのが特徴です。
ゴクゴク飲める爽やかな口当たりで、地元のバーやカフェでもよく見かける、まさにオランダの王道ビール。
軽やかなので、食事にも合わせやすいですよ。

日本であまり見かけず手頃な価格なので
お土産にはぴったりかもしれません!
【定番】オランダ最古の歴史を持つ人気ブランド「ヘルトック・ヤン(Hertog Jan)」

オランダビールの中で、特に歴史と品質にこだわるブランドとして人気なのが、このヘルトック・ヤン(Hertog Jan)です。
私たちがアルバート・ハインで1缶€1.17で購入した際、そのパッケージを見て、まるでドイツビールのような重厚感と高級感があると感じました。
その知名度と品質から、オランダのスーパーではもちろん、多くのバーやレストランでも定番として扱われており、購入のしやすさも抜群です。
日本の輸入ビール好きの方や、しっかりとしたコクのあるビールが好きな方には、ハイネケンやアムステルとは違った満足感を与えてくれるはずですよ。
【コスパ最強】スーパーPBの隠れた実力派「アルバート・ハイン プレミアムビール」

オランダ最大のスーパー、アルバート・ハイン(Albert Heijn)で見つけたのが、こちらのプレミアムビールです。
ロゴのデザインから、おそらくスーパーのプライベートブランド(PB)商品だと思われますが、その価格に驚きました。なんと1缶€0.5という破格の安さです。
あまりの安さに半信半疑で購入したのですが、これが期待を遥かに超える美味しさ!
飲みやすくスッキリとした味わいで、この価格帯とは思えないクオリティの高さでした。
「安くて美味しい」という最強のメリットがあるので、自分用のお土産として多めに購入。
コスパ最強の戦力として、おすすめできます!
【変わり種】オランダ南部発祥の異色作「バーバリア(Bavaria)」

スーパーのアルバート・ハインで1缶€1で購入したのが、オランダ南部の小さな町に醸造所を持つバーバリア(Bavaria)です。
1719年創業という長い歴史を持ち、現在も家族経営を続けているバーバリアですが、実はノンアルコールビールの分野で世界的に有名で、検索すると一番にノンアルコールが出てくるほど。
卓越した醸造工程を経て造られる、本格的な風味の100%ノンアルコールピルスナーが看板商品です。
私たちが購入したのはアルコール度数5%のレギュラータイプでしたが、その品質の高さは流石でした。
ハイネケンやアムステルといった北部の主要ブランドとは一味違う、南部の伝統が息づく異色のビールとして、ぜひ飲み比べてみてほしい一本です。

ノンアルバージョンなどは楽天市場でも購入可能です!
【アムステルダム名物】ダチョウが目印!人気ブルワリー「Brouwerij ‘t IJ」の2種

芳醇な香りの白ビール「IJwit」

アムステルダムを代表するブルワリー「Brouwerij ‘t IJ」から、まずご紹介するのが、この「IJwit」(アウィット)です。
私たちは旅行中、オランダのレストランで飲んでその美味しさに感動したため、お土産としてスーパーのアルバート・ハインで1本€2.5で購入しました。
「ウィット(Wit)」はオランダ語で「白」を意味する通り、爽やかな酸味と芳醇なアロマが特徴の白ビールです。
ラベルにはダチョウのようなユニークな鳥の絵柄が描かれており、その可愛らしい見た目もお土産にぴったりです。
フルーティーで軽い口当たりは、ビールが苦手な方でも飲みやすいでしょう。
唯一のネックは瓶入りのため、スーツケースに入れると少し重くなってしまうこと。

美味しさのためなら、多少の重量オーバーは覚悟しても良いかも!(笑)
濃厚で飲みやすいトリプル「Zatte」

同じく「Brouwerij ‘t IJ」から選んだのが、こちらの「Zatte」(ザッテ)です。
アルバート・ハインで1本€2.79と、今回ご紹介するビールの中では一番高価でしたが、それだけの価値がある一本です。
その秘密は、アルコール度数8%という高さと、「トリペル」と呼ばれる濃厚なスタイルにあります。
一般的にトリペルビールは重厚なイメージがありますが、Zatteは濃厚なコクがありながら、非常に飲みやすいのが特徴です。
ホップの香りとフルーティーな甘みが感じられ、食後や、ゆったりと過ごす夜にぴったりの贅沢な一本ですよ。
【島のビール】ユニークな存在「テクセルビール(Texels)」

オランダ北部、フリースラント諸島最大のテセル島(Texel)からやってきた、ユニークなクラフトビールがこのテクセルビール(Texels)です。
私たちが€2.65で購入したこのビールは、テセル島にある醸造所で作られています。
砂丘の水やテセル産の大麦など、地元の食材にこだわり、伝統的かつ持続可能な方法で醸造されているのが最大の魅力です。
単に美味しいだけでなく、「テセル島で作られたビール」というストーリー性が加わることで、特別なお土産になります。
主要なスーパーでも取り扱いがあるため、本土にいながら島のクラフトビールの味を楽しめるのが嬉しいポイントです。
【番外編】ハイネケン傘下のイタリアンラガー「ビッラ・モレッティ(Birra Moretti)」

オランダ土産を探している中で、私たちがパケ買いしてしまったのが、このビッラ・モレッティ(Birra Moretti)です。
レトロで可愛らしいデザインに惹かれて、アルバート・ハインで1缶€1.34で購入しました。
後で調べて驚いたのですが、これはオランダのビールではなくイタリアのビールでした!
さらに驚きだったのは、現在、このモレッティがハイネケングループの傘下に入っているという事実です。
ハイネケンの国オランダだからこそ、スーパーで手軽に買えたのですね。
味わいは軽快なラガービールで、苦味も少なく非常に飲みやすいため、ハイネケンと同様にゴクゴクと楽しめます。
オランダビールではありませんが、可愛らしいパッケージとハイネケンとの意外な繋がりを持つ、ユニークな一本としておすすめです。
日本へ持ち帰る際の注意点と購入場所
【注意】オランダビールの持ち帰り方と購入時のポイント
せっかく見つけた美味しいオランダビールも、無事に日本へ持ち帰れなければ意味がありません。
ここでは、持ち帰りの際の注意点と、購入時のポイントを解説します。
1. 安全な梱包方法
私たちは、購入した缶や瓶をそのままスーツケースに入れず、衣類やタオルで丁寧に巻いて緩衝材代わりにしました。
これにより、衝撃から守られ、割れることなく日本へ持ち帰ることができました。特に瓶は厳重に梱包することをおすすめします。
2. 最安値は市内スーパー!空港での購入は要注意
ハイネケンをはじめとするお酒は、市内のスーパーで購入するのが最も安く手に入るためおすすめです。
空港内のショップでは価格が大きく跳ね上がるため、注意が必要です。
具体的な価格差を見てみましょう。



スキポール空港のアルバートハインでの値段の写真を上げておきます。
Brouwerij ‘t IJのアムスダム市内の料金は人気ブルワリー「Brouwerij ‘t IJ」の2種の見出しのところにのせてますので見比べてみてください。
このように、空港では価格が倍近くになる商品もあるため、スーツケースの重量制限に余裕がある場合は、できるだけ市内で購入を済ませましょう。
3. 税関と免税について
日本へのお酒の持ち込みには、免税範囲が定められています。ご自身の購入量が免税範囲内か事前に確認してください。
なお、スーパーでの購入品に対する免税手続き(タックスリファンド)の可否は、店舗によって異なるため、購入時にレジで確認されることをおすすめします。
まとめ
オランダ土産はビールで決まり!最高の乾杯を自宅でも
ハイネケン・エクスペリエンスでの限定グッズ探しから、スーパーでの地ビール飲み比べまで、オランダのビール文化を心ゆくまで堪能しました。
国民的なハイネケンやアムステルはもちろん、アルバート・ハインのコスパ最強PBビール、そしてテクセルビールのようなユニークなクラフトビールまで、オランダはビールの宝庫です。
美術館のお土産とはまた違う、日常の中で気軽に楽しめるオランダのビールは、重さや手荷物の制限を考慮しても、本当におすすめできるお土産です。
ぜひ皆さんも、この記事を参考に、自分だけの「最高のオランダビール」を見つけてみてください。
帰国後、自宅でグラスを傾け、オランダでの旅の思い出と共に最高の乾杯を楽しんでくださいね!




