オランダでの7日間の旅を終え、いよいよ日本への帰路につきます。
スキポール空港から飛び立つ飛行機の中で、この7日間で見てきた美しい風車や街並みを思い出します。
長時間のフライト、経由地の厦門での一泊、そして関西国際空港へと向います。
配された無料ホテルで食べるケンタッキーや、空港のラウンジで過ごす時間など、
乗り換え地の廈門でも特別な思い出ができました。

私のオランダ旅:8・9日目のスケジュール
- 14:30廈門空港到着
- 16:00無料トランジットホテル到着
【廈門泊】
- 10:30廈門空港到着
- 13:50廈門空港→関西国際空港
- 17:55関西国際空港到着
オランダを離れ、厦門へ
夜便で厦門へ出発
タックスリファンドとラウンジでのシャワーを終え、いよいよ旅の終着点である厦門へ向かいます。

スキポール空港を定刻通り21時30分に出発する便でした。
行きの便と同じく機内は広々としていて快適でした。

出発から2時間ほど経った頃、機内食の1回目が運ばれてきます。
その後、夜中には軽食のサンドイッチが配られたようですが、私は疲れて眠っていたので、受け取ったのは母だけでした。
唯一行きと違ったのは、座席で中国人乗客同士の軽い揉め事があったこと。出発が遅れるかと少し心配になりましたが、幸いにも定刻通りに離陸し、ほっとしました。
厦門でのトランジットと無料ホテル

長時間のフライトを終え、14時30分頃、厦門高崎空港に到着しました。
着陸後は、まず入国審査を済ませます。
行きのフライトで一度経験しているため、入国手続きから無料トランジットホテルの手配まで、今回は迷うことなく非常にスムーズに進めることができました。
手続きはあっさりと終わり、今回も私たち3人まとめて1部屋を用意してくれたので助かりました。
ケンタッキーとシャトルバスでホテルへ
機内食を食べたとはいえ、夜ご飯が必要。
そこで、ホテルに外食に出かける勇気はなかったので、空港内で買ってホテルで食べようと計画していました。

向かったのは、空港2階(制限エリア外)にあるケンタッキーです。
実は、海外でケンタッキーを食べるのが大好きで、
タイやベトナムでも食べ歩きをしていました。

ちなみにベトナムが一番美味しかったです!
せっかく中国に来たのだからと、初めての中国のケンタッキーに決定。
席は広いものの、店員さんが一人しかおらず、注文するまでに30分ほど待つことになりました。
オリジナルチキン3個、ホットチキン2個、ローストチキン2個を注文。
オリジナルチキンは日本と全く同じ味で感動!
そしてホットチキンがとても美味しかったので、もし中国でケンタッキーを訪れる方にはおすすめです。

ケンタッキーを手に、シャトルバスに乗ってホテルへ。
行きで夜に利用した際は小さなバスでしたが、今回はとても立派なシャトルバスで、揺れも少なく快適でした。
昼間だったので景色も見ることができ、無事に厦門虚空ホテルに到着しました。
最後のフライト、日本へ
厦門空港のラウンジで一息
翌朝10時にホテルをチェックアウトし、ホテルの方にタクシーを捕まえてもらい、厦門高崎空港へ。
現金で20元ほどで到着しました。
搭乗予定時刻の約3時間前に空港に到着し、スムーズに搭乗手続きを終えて制限エリア内へ。
オランダへの行きに利用したおかげで、ラウンジまでの行き方を把握しており、迷うことなく向かうことができました。

ラウンジの行く前にこのコーヒー屋さんの前を通ります。
オランダに行く前にもいい匂いがしているお店だなーと思っていたので今回は購入しました!
味は匂いの通り美味しかったです。

今回利用したラウンジは、搭乗口のすぐ上という抜群の利便性。
朝食を食べていなかったので、ここでいただきます。
ラウンジでの詳細なレポートは別記事でご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

さよなら厦門、そして関空へ

いよいよ旅も終わりに近づき、大阪に向けて飛び立ちます。
厦門から関西国際空港までのフライトは、行きと同じく個人モニターがない機体でした。
ゲームができないのは残念でしたが、事前にダウンロードしておいた映画などを見て過ごします。
フライト時間は約2時間半と短かったため、あっという間に大阪に到着しました。
帰路に着く前に、またノドカで最後のお酒とご飯を楽しみ、旅の余韻に浸りながら家路につきました。
旅の終わりに
オランダ旅行記、完結
初めてのヨーロッパ、そしてオランダでの7日間の旅はあっという間に終わってしまいました。

まるで絵本から飛び出してきたような美しい街の風景に、何度も立ち止まってしまうほど。
この街を歩いていると現実ではないかのようで、まるでテーマパークにいるような感覚でした。
旅の最大の目標だった満開のチューリップを見ることができ、ゴッホ、フェルメール、レンブラントといったオランダを代表する巨匠の作品に毎日触れられたことは、何物にも代えがたい感動でした。
レストランでの食事は一度だけでしたが、フリッツやストロープワッフルなど、念願のオランダ名物を食べ歩きでたくさん満喫できました。
しかし、この旅で最も心に残っているのは、コインランドリーで困っていた私たちを助けてくれた2人の男性との出会いです。
あの時の温かい笑顔は、きっとずっと忘れないでしょう。
また、初めて利用した厦門航空や、トランジットで宿泊した中国での経験も、とても良い思い出になりました。
現地の方々はとても優しく、いい意味で期待を裏切られました。これほど安価でホテルまで付いているなら、ぜひまた利用したいと思っています。
今回はアムステルダムを中心にライデンやハーグといった名所を巡りましたが、次回はオランダのもう少し遠い場所まで足を延ばせたらと思っています。
オランダは「また行きたい国」のリストに加わりました。
いつかまたオランダに行けること願いながら、私たちのオランダ旅行記を締めくくります。
Klook.com【オランダ旅行記1日目】旅の始まりはまさかの厦門!無料ホテルで過ごす1泊
