旅の3日目、いよいよ今回の旅の第一目標だった「あの場所」を訪れます。
オランダにGW旅行を決めた最大の理由、キューケンホフ公園のチューリップ畑です。
朝からバスに乗り向かった花畑は、想像をはるかに超える美しさでした。
そして午後には、かの有名な「真珠の耳飾りの少女」と対面するために、ハーグへ。
欲張りな計画でしたが、移動時間をうまく使うことで、絶景と芸術を心ゆくまで堪能する、最高の一日となりました。
この記事では、花と芸術に心ときめく、充実の1日を綴っていきます。
私のオランダ旅:3日目のスケジュール
- 7:00ホテルチェックアウト
- 8:15キューケンホフ公園到着(シャトルバスで約30分)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA - 11:45ライデン駅→ハーグ駅へ(電車で約20分)
- 13:00ハーグのホテルにチェックイン・荷物預ける
- 13:00お昼ご飯(マウリッツハイス美術館のカフェ)
- 14:00マウリッツハイス美術館(約3時間)
- 17:30ホテルチェックイン
voco the Hague by IHG【デン・ハーグ泊】
夢のキューケンホフへ!朝のバス旅
朝食前の寄り道とシャトルバス
この日の朝食は、前日厦門航空でもらったパンと、ホテルで淹れたコーヒーで済ませました。
旅の序盤から、思わぬところで食費が浮いてなんだか得した気分です。

ホテルを出てすぐ、キューケンホフ行きのシャトルバス乗り場へ。
ライデン駅の反対側の出口の目の前という、迷うことのない便利な場所でした。

バスの出発まで少し時間があったので、すぐ近くで発見したスーパーユンボへ。
海外のスーパーに入るのが大好きなので、迷わず店内へ入りました!
朝早いからか店内は人がまばらで、とてもきれいです。
飲み物やお菓子などが充実していて、キューケンホフに行く前にペットボトルの水をここで買うことができるのは、とても便利だと感じました。
夢のフラワーパークに到着!

キューケンホフ公園行きのシャトルバスが到着しました!
20人ほどがバスを待っていてみんなで乗り込みます。
シャトルバスに揺られることおよそ30分、夢にまで見たキューケンホフに、ついに到着しました。
いよいよ始まる花の旅に胸が高まります。

公園に入る前から、色とりどりの花々が私たちを出迎えてくれました。
まだ朝早い時間だったので人もまばらで、ゆっくりと歩きながら、園内へ。

中に入ってさらに感動!見渡す限り、色鮮やかなチューリップが広がる光景は、まさに夢のようでした。

園内をしばらく歩くとカフェを見つけたので、オランダ名物のアップルパイと温かいコーヒーで一休み。

オランダのアップルパイは、あますぎず酸っぱめなので甘いのがあまり得意ではない私もぱくぱく食べられます。
すこしお腹を満たして、また散策にでかけます。

どこを切り取っても絵になるすばらしい公園です。

気が付くとたくさんのフードトラックが並ぶ広場へ。
フリッツ(ポテト)を注文。カリッと揚げられたフリッツは、シンプルながらも最高の味わいでした。
私たちがフリッツを食べていた10時頃から、園内はどんどん人が増え始め、あっという間にどこもかしこも人だらけに。
朝早くに訪れて本当に良かったと感じました。

名残惜しい気持ちになりながらも、次の目的地へ向かうため、11:30頃にシャトルバスでライデン駅へ戻りました。

バスからの風景も素晴らしいです。オランダの風景画のようです。
芸術の街、ハーグへ
ライデンからハーグへの移動
11時半頃、キューケンホフ公園を後にし、シャトルバスでライデン駅に戻ってきました。
ホテルをチェックアウトして荷物を受け取ってライデン駅へ。

飛行機が遅れたのでライデン駅を全然見てまわれていなかったので少し駅構内をウロウロ。
その後、12時10分発のハーグ行きの電車に乗り込みます。

電車に揺られることわずか20分。窓の外に流れるオランダののどかな風景を眺めていると、
あっという間にハーグ駅に到着しました。
どんな景色が待っているのか、胸が高鳴ります。

電車を降りると、そこはもう芸術と文化の街ハーグ。ここからはトラムに乗って、ホテルを目指します。
旅の相棒、ミュージアムカードをゲット

トラムに揺られ、この日泊まるホテル「voco the Hague」に到着しました。
事前に写真で見てはいたものの、外観があまりにも格好良すぎて、「まさか、ここに私たちが泊まるの!?」と驚いてしまうほどでした。
荷物を預けて身軽になったところで、まず向かったのはマウリッツ美術館です。
実はホテルでエクストラベッドの費用が予想以上にかかってしまい、少し落ち込んでいたのですが、気持ちを切り替えて観光へ。

何としても手に入れたかったのが、今回の旅の要となるミュージアムカードです。
これがないと、すべての旅の計画が崩れてしまうほど、私たちにとっては重要なアイテムでした。
マウリッツ美術館に到着し、無事にミュージアムカードを手に入れたときは、心から安堵しました。
これで安心して旅が続けられます。

ミュージアムカードを手にした後は、お昼ご飯の時間です。
美味しいと噂の美術館内のカフェへ。

噂通りのおいしさでしたが、それ以上に驚いたのがその量!
予想をはるかに上回るボリュームで、食べきるのが大変でしたが、量に対して値段が高くなかったのは嬉しい誤算でした。

マウリッツハイス美術館で名画に感動
お腹も満たされ、いよいよ念願のフェルメールと対面です。

マウリッツハイス美術館は、建物自体が芸術作品のようで、館内に入る前から心を奪われました。
一歩足を踏み入れると、そこにはフェルメールだけでなく、レンブラントをはじめとする巨匠たちの作品がずらり。
日本で開催される展覧会では、フェルメールの作品を見るだけでも長蛇の列ができるのに、ここでは信じられないほど人が少なく、自分のペースでじっくりと作品を鑑賞することができました。

特にレンブラントの作品は、人がほとんどおらず、時間を気にせず独り占めできるほど。こんなに贅沢な体験をしていいのだろうか、と思うほど、静かで穏やかな空間で名画と向き合うことができました。
充実の1日の終わりに
17:00のマウリッツハイス美術館

憧れの名画とじっくり向き合った後は、美術館を出てハーグの街へ。
マウリッツ美術館は17時に閉館だったので、閉館時間ぎりぎりまでこの贅沢な空間を堪能できて心から満足しました。
午前中にキューケンホフで色鮮やかな花に囲まれ、午後はここで巨匠たちの絵画に触れる。
花と芸術に満ちた、本当に贅沢な1日だったと改めて感じます。
この後、私たちはホテルに戻ってゆっくり過ごしました。
夕食はテイクアウトをして、旅の疲れを癒しながら、明日に備えることにします。
【オランダ旅行記4日目】ハーグの騙し絵の世界からアムステルダムへ!2つの宮殿を巡る旅
