2025年のゴールデンウィークにオランダに行くときに
はじめて廈門航空(Xiamenair)を利用しました。
関西国際空港→廈門高崎国際空港(1泊)→アムステルダム
アムステルダム→廈門高崎国際空港(1泊)→関西国際空港
の日程です。
オランダがチューリップで賑わう一番高い時期に
荷物23kg付きで往復約10万円という安さに惹かれて予約しました。

他の航空会社は倍ぐらいの値段がしていたので
手が出ませんでした。
この廈門航空はトランジェットホテルが無料で宿泊できるのですが
中国に入国してホテルまでいけるのかなど色々不安でした。
中国の航空会社を利用するのは2回目で
マレーシアから帰ってくるときに吉祥航空を利用しました。
この時は入国せずにスルーバゲージでした。

吉祥航空はもう一度利用するか迷うと書きましたが
廈門航空はぜひまた利用したいです!
理由は
・値段が安い(荷物付き)
・無料のトランジットホテル
・機内食が美味しい
・座席が広い
・機内のゲームが楽しい
搭乗して感じたことや予約方法・機内食などご紹介していきます。

廈門航空について
廈門航空は値段から考えるとLCCなのかな!?と思うような値段で購入することができます。
しかしLCCではなくフルキャリアの航空会社です。
預入荷物・機内食・軽食・ペットボトルの水・ドリンクサービスなどもあります。
機内には映画も見ることができますが中国語の字幕のみです。
ヨーロッパへの航空券代が他社に比べてすごく安く
また飛行時間も短いです。
これは中国の航空会社はロシアの上を飛ぶことができるからだと言われています。
また特徴としては無料のトランジットホテルがあります。

廈門航空公式HPより引用
規定がありますので自分が対象かどうかは必ず公式HPや
メールで問い合わせするなどしてご確認ください。

トランジットホテルが予約できるかメールで問い合わせてみました。
2.3日後に日本語で返事を貰えて
無料トランジットホテル対象の航空券ということと
予約は不要だと返信がきました。
予約方法
吉祥航空の時にも利用したTrip.comで予約しました。
航空券は公式HPで購入する派なのですが
中国の航空会社はクレジットカードが使えなかったりするので
中国の航空会社はTrip.comで予約するようにしています。
座席指定も購入時に指定できましたし
時間変更になった時もすぐに連絡がきました。
Trip.comで航空券を購入した方は絶対にTrip.comのアプリを入れるのをおすすめします!
今回初めてアプリを入れたのですがめちゃくちゃ使い勝手がいいです。
チェックインカウンターの場所、荷物レーンの場所、搭乗開始の際の通知など
本当に助かる機能満載でした。
飛行機・ホテルなどマイプランで一覧で見ることもできてすごく見やすかったです。

航空券を安く購入する方法なのですが
大人数で予約するよりも
1人ずつ予約する方が安く予約できる時があります。

3人で一括で予約した時は
往復12万円でしたが
2人・1人で分けて予約すると
往復10万円になりました!

航空券を予約する前に一度試してみてはいかがでしょうか?
席は分かれる可能性が高いのでご注意ください。
Trip.comで
大阪→アムステルダムの航空券代を検索
大阪⇔廈門高崎国際空港
大阪から厦門空港までの座席の様子・機内食の様子をご紹介いたします。
座席

厦門空港行きの座席がこちらです。
廈門高崎国際空港までは大阪から3時間25分です。
中国と日本は1時間の時差があります。
個人用モニターは無し、座席は広めで足元に余裕があります。
機内食
3時間25分ですが、機内食がでます。
大阪→厦門空港・厦門空港→大阪共通して水とナッツが配られます。

大阪→廈門高崎国際空港

3時間25分ですがきちんとしたご飯がでました。
19時ごろの出発時間だったからかもしれません。
出発して大体2時間後ぐらいから配られ始めました。
フルーツがうれしくて乳酸菌飲料も美味しかったです。
紙の箱に入っている緑の袋はお菓子で全員同じではなく
何種類かあるようでした。たまたまですが、3人とも違いました。
廈門高崎国際空港→アムステルダム
アムステルダムのスキポール空港行きの機内の様子をご紹介いたします。
飛行時間は11時間50分です。
座席

こちらがオランダ行きの機内の様子です。
厦門空港行きとはちがいブランケットとイヤホンがセットされていました。
厦門空港行きとは一番違う要素が個人用モニターがあります。
映画もあるのですが中国語字幕しかないので
映画を携帯かタブレットにダウンロードするのをオススメします。
この液晶モニターでゲームができます!五目並べやパズル・数独など。

ゲームにすごくはまって
気づいたら3時間以上していました。(笑)
機内食
飛行時間が約12時間あるので機内食2回と軽食1回でます。
軽食は寝ていたため食べられませんでした。サンドイッチのようでした。
機内食1回目

出発から2時間後に1回目の機内食です。
チキンかビーフを聞かれました。こちらがチキンです。
ラー油が付いているのですがこのラー油をかけて食べると
めちゃくちゃ美味しかったです!
このラー油をかけると何を食べても美味しいです!
機内食2回目
機内食2回目は到着2時間前くらいから配られだします。
この時はシーフードかポークか聞かれました。

こちらがシーフードの機内食。
海鮮焼きそばみたいな感じですね。

こちらがポークの方の機内食です。
普通に食べやすくて、今回もラー油が付いているので
これをかけて食べると美味しかったです。
ドリンクは色々ありますがお茶とコーヒーを頼みました。
お茶は冷たいの暖かいの2種類たのみましたが
美味しいお茶です。
コーヒーも匂いも良くて味も美味しかったです。
アムステルダム→廈門高崎国際空港
座席は廈門高崎国際空港→アムステルダムと同じなので機内食だけご紹介します。
機内食
アムステルダム→廈門高崎国際空港は
飛行時間が11時間5分です。
行きよりは短いですが長いフライトなので行き同様
機内食2回と軽食がでます。

水はきちんと1人1本用意されています。
機内食1回目
シーフード・チキン・ビーフの3種類から選ぶことができました。

こちらがビーフです。
味付けは美味しいくてもりもり食べられました。
オランダ発らしくアップルパイぽいデザートが付いていました。

こちらがチキンです。
オランダ発の機内食にはあの美味しいラー油が付いてなくて残念です。
ポテトサラダは味が濃いめでしたが美味しかったです。
機内食2回目
チキンかビーフか選べました。
この時のチキンはあまりおすすめじゃなかったらしく
CAさんが隣の中国人の方にこれは日本人食べられるかな?みたいな話をしていました。
隣の中国人の方もあまりおすすめできないと英語で教えてくれました。
なのでビーフを選びました。

ビーフもごろごろはいっていて美味しかったです。
機内食1回目のビーフと似たような味がしていました。
オランダ発らしくストロープワッフルも付いていました!
軽食

機内食の間に軽食としてサンドイッチがもらえます。
これはその時起きている人だけです。
味はそんなに美味しくなかったので無理して食べなくてもいいかなと思います。
中国でのネットについて
今回の日程では空港から外にでてホテルまで行く必要があったので
ネットが使えないと心配だということでesimを購入しました。
【夏限定50%OFF】中国 チャイナ モバイル(中国移動)eSIM LINE/GoogleがVPNなしで使用可能
有効にしたときから24時間なのでちょうど1日分で使えて良かったです。
0時を1日で換算するesimの場合は2日間借りないといけないので
24時間で1日と計算してくれるesimを借りるのをおすすめします!
1日65円という激安価格で購入できました!
2025年5月ではahamoは使えました!
不安な方は65円という安さなので購入してもいいかなと思います。
機内の様子
大阪発厦門空港行き・厦門空港発オランダ行き・関西空港行き
はほぼ中国人のみでした。日本人は私たちだけかな?と思うほど。
関西国際空港でのチェックインカウンターへの列は静かで
高齢者の人には順番を変わってあげたりなど
すごく優しい方が多い印象を受けました。
機内もすごく静かで快適に過ごせました。
オランダ発厦門空港行きは他の便とは全然違いました。
家族で隣同士で座れなかった家族が
CAさんに大きな声で文句を言っていたりなど
座席の入れ変えが色々なところで行われていました。
またアジア系以外の方も多く乗っていました。
チェックインカウンターの様子
関西空港でのチェックインはJALの方がしてくれるので
日本語も通じますし全く問題ないです。
廈門空港でのチェックインは廈門航空の方ですが
丁寧な方が多く、英語も通じる方が多かったです。
通じない場合は翻訳機なども使ってくれそうでした。
スキポール空港のでチェックインは
KLMの方がチェックインをしてくれます。
すべてのチェックインカウンターの方は丁寧な方ばかりでした。
スキポール空港発厦門空港行きの注意点
スキポール空港発の厦門空港行きの注意点ですが
廈門航空の搭乗口についたら搭乗の列の横にカウンターがあるので
搭乗する前にそこに行って何個か質問に答える必要があるようです。
質問内容はイミグレでされるような内容で
私が聞かれたのは
・自分1人だけか
・最終目的地はどこか
を聞かれました。
毎回これがあるのか今回だけなのか
スキポール空港発だけそうなのか分かりませんが
そういうことがあると知っていれば安心できると思います。
質問に答えた後は搭乗券に何か印をされ搭乗することができました。
廈門航空のメリット
・機内食が美味しい
・座席が広い
・値段が荷物付きなのに安い
・無料のトランジットホテルがある
・1泊する便ならホテル代をかけずに中国観光もできる
廈門航空のデメリット
・1泊する便は時間がかかりすぎる
・欠航・遅れることがある(行きは1時間30分遅れました)
・時間変更が多い(行き帰り共に時間が5分だけ変更になりました)
座席指定で予約しても時間変更になった場合その座席指定が引き継がれない可能性があるので
座席指定をし直した方が良いです。
実際帰りの便は横並びで3席予約したはずが2人と1人で座席を離されてしまいました。
まとめ
今回は廈門航空を詳しくレビューしました。
廈門航空の職員さんも全員やさしく
無料トランジットホテルから空港へのタクシーの運転手さん
隣になった中国人の男の子も
皆さんすごくいい方ばかりで中国人の印象が変わりました。
日本人差別などもあると聞いていたのですごく緊張しましたが
本当に良い方ばかりでした。
廈門航空も値段も安くて座席も広くて荷物も付いて
ホテルも無料で付けてくれて本当にこの値段で良いのかなと思うほどでした。
ネックとしては1泊する必要があるので1日余計に時間がかかることかなと思います。
次ヨーロッパ行くときも廈門航空があればぜひ利用したいなと思っています。
Trip.comで
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