旅の5日目、いよいよアムステルダムでの本格的な観光が始まります。
この日は、世界に名だたるアムステルダム国立美術館で、レンブラントやフェルメールといった巨匠たちの作品と対面。
世界に名だたるアムステルダム国立美術館で名画の数々に圧倒された後は、運河沿いの街を散策。
街中を散策した後は、運河クルーズで締めくくる。
観光地の華やかさから、ローカルな市場でのユニークな体験まで、様々なギャップが楽しめた1日でした。

私のオランダ旅行:5日目のスケジュール
- 9:00アムステルダム国立美術館(約3時間)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA - 15:30ファンローン博物館(約1時間)
- 16:00花市場・ワーテルロー広場蚤の市
- 18:00運河クルーズツアー(約1時間)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA - 20:00スーパーで晩御飯・お土産購入

OLYMPUS DIGITAL CAMERA - 21:00ホテル戻る
【アムステルダム泊】

アムステルダム国立美術館
運河クルーズなど
オランダといえば!の王道の一日です。
芸術に浸る優雅な午前

開館と同時にアムステルダム国立美術館へ
この旅のハイライトの一つ、アムステルダム国立美術館は混雑必至だと聞いていたので、
開館前には到着するように計画しました。
開館の10分前には着いたのですが、すでに長蛇の列ができていて驚きました。
さすが、アムステルダム国立美術館。
その人気はすごいですね。

列は長かったものの、スムーズに入ることができ、荷物チェックを済ませていよいよ中へ。
まずはオーディオガイドに沿って、館内を巡ります。

やはり、アムステルダム国立美術館の顔といえば、レンブラントの『夜警』ですね。
『夜景』はこの栄光の間の最も良い場所に展示されています。
その迫力に圧倒されました。

フェルメールやゴッホなど、日本では1枚だけでもメインを張れるような作品が、
ごく自然な形で展示されているのを見て、改めてオランダ絵画の巨匠の多さに感動しました。

しかし、私が一番心惹かれたのは、エティエンヌ=モーリス・ファルコネの『キューピット』でした。
名画の数々も素晴らしかったですが、この愛らしい彫刻に魅了され、しばらく眺めていました。
この『キューピット』の台座の周りをぐるぐるしながら色々な角度から観察しました。
この人差し指をたてて口に添えている表情や、今にも弓を取り出そうとしている姿に色々ストーリーを考えてしまいます。
美術館で優雅なカフェタイム
名画の数々に圧倒されているうちに、ちょうどお腹が空いてきたので、館内のカフェで休憩することにしました。
オランダ旅行に行く前に調べたところ、
アムステルダム国立美術館のアップルパイが美味しいという情報を目にし、ここで絶対に食べようと決めていました。

ランチにメインを2つと、

念願のアップルパイ、そしてそれぞれドリンクを注文。
以前訪れたマウリッツハイス美術館のカフェは量が多かったので、
メインは3人で2つにしたのですが、こちらは一人ずつでも大丈夫な量でした。
念願のアップルパイを一口食べると、期待を裏切らないおいしさ!
キューケンホフ公園でもアップルパイを食べたので、これがオランダに来て2個目のアップルパイです!
街歩きで見つけた意外な発見
期待外れだったファンローン博物館
アムステルダム国立美術館を3時間かけて鑑賞した後は、
裕福な商人の暮らしを垣間見ることができるファンローン博物館へ向かいました。
アムステルダム国立美術館からは徒歩10分ほどの場所にあります。

この美術館に訪れることを決めたのは、旅行雑誌で見たバラの庭に心を奪われたからです。
裕福な貴族の邸宅はさぞかし豪華だろうと、胸を膨らませていました。

しかし、実際に足を運んでみると、想像していたほどの豪華さは感じられず、少し期待外れでした。
アムステルダムは土地が限られているので、この広さでも十分裕福な家だとは思うのですが、
雑誌で見た庭のバラも咲いておらず、少し残念な気持ちに。
ここに来るなら、アムステルダム国立美術館に一日中いても良かったな、と正直なところ思ってしまいました。
でも、バラの季節とかだったらすごく綺麗だったと思います!
花と蚤の市、そしてお土産探し
ファンローン博物館が思いのほか早く終わったので、私たちは徒歩6分ほどの場所にある花市場へ向かいました。

旅行雑誌には必ずと言っていいほど載っている場所で、たくさんの観光客で賑わっていました。


チューリップの球根やマグネット、バッグなどお土産になりそうなものがたくさん売られていましたが、
球根は日本に持って帰るのが大変そうですし、うまく育てられる自信もなかったので、
今回は見るだけにしました(笑)。

運河クルーズまでまだ時間があったので、ワーテルロー広場の蚤の市へ行ってみることに。
花市場からは徒歩10分ほどの場所にあります。

地元の人が出した古着や、花市場でも見かけたバッグやマグネットなどが並んでいます。
その中にキャンディーを売っているお店があり、よく見てみると大麻の柄が描かれていてびっくり!
こんなに普通に売られていることに驚きながらも、アムステルダムらしい体験ができました。
旅の締めくくりは運河クルーズ

夜の運河クルーズ
蚤の市を後にし、私たちは電車に乗ってアムステルダム中央駅へ。

GVB乗り放題チケットがあるので気軽に電車移動できちゃいます。
アムステルダム中央駅へ到着しました。
18時半からの運河クルーズに乗船する前に、有名なフリッツ屋さんで小腹を満たすことにしました。

ここは姉が絶対に行きたいと言っていたフリッツのお店です。
長蛇の列ができていましたが、すぐに順番が回ってきました。

やはり長蛇の列ができるだけあって美味しかったです!
パクパクたべられちゃいます!

乗船15分前に運河クルーズ乗り場に到着すると、ここでもすごい人数の列が。

どうなることかと思いましたが、スムーズに進み、予約していた18時30分の船にちょうど乗ることができました。

川から眺めるアムステルダムの街並みは、とても綺麗でした。
時刻は18時30分を過ぎていましたが、オランダは日が沈むのが遅いため、
まるで日本の15時、16時のような明るさ。
夜遅くまで明るい景色を楽しめるのは、この時期ならではの魅力ですね。
1時間という短い時間でしたが、日本語ガイドもあったので、色々な場所を効率よく見て回ることができました。
船は再びアムステルダム中央駅に戻り、私たちの運河クルーズは終わりを迎えました。
充実した1日を終えて

この日は朝から晩まで、アムステルダムの魅力をぎゅっと凝縮したような1日でした。
午前中はアムステルダム国立美術館で静かに名画と向き合い、午後は街に出て、ローカルな市場の賑わいに触れる。
そして最後は、運河クルーズを楽しみました。
芸術から街の空気まで、様々なアムステルダムの顔を楽しんだ、充実の1日でした。
明日は、この旅で最も楽しみにしている場所の一つ、ゴッホ美術館とレンブラントの家を訪れます。
オランダを代表する二大巨匠の世界に触れるのが、今からとても楽しみです。
【オランダ旅行記6日目】3回目のアップルパイと心温まる出会い!ゴッホ美術館からレンブラントの家へ




