長年の夢だったオランダ旅行。
でも、「ヨーロッパは高い」という壁にずっと阻まれていました。
そんな私が今回、往復10万円台という驚きの格安航空券を手に入れ、旅の扉を開けることに!
その秘密は、中国の厦門航空での乗り継ぎ便を利用したことにありました。
この旅は、オランダへ向かう途中で、なんと無料で一泊できるという、嬉しいおまけがついた特別な始まりになったのです。
この記事では、関空を出発してから厦門の無料トランジットホテルで迎えた1日目の様子を、旅の始まりのワクワク感とともに綴っていきます。

私のオランダ旅:1日目のタイムスケジュール
- 18:55大阪→廈門へ
- 21:25廈門空港着
- 23:30シャトルバスに乗ってホテルチェックイン
【廈門泊】
旅の始まりは関西国際空港から
意外なほどスムーズなスタート
旅の始まりは、出発の3時間前に到着した関西国際空港から。
チェックイン時間にはまだ余裕があると思っていたのですが、すでに厦門航空のカウンターには列ができていました。
列に並びながら周りを見渡すと、利用客はほとんど中国人の方々。
正直なところ、少しドキドキしていたのですが、想像していたような喧騒はなく、皆さんが静かに順番を待っていました。年配の方がいたら先にどうぞ、と譲り合うような温かい場面も見られ、その様子に旅への緊張が和らぎました。
往復10万円で荷物も無料で預けられるというお得さに惹かれて選んだ厦門航空でしたが、「この人たちと一緒なら大丈夫だ」と、安心感に包まれました。
チェックインは予想通りスムーズに終わり、荷物を預けた後はプライオリティパスが利用できるノドカへ。

旅の安全を祈願して、ビールと食事を楽しみました。
厦門へ!初めてのトランジット

厦門航空のフライトと機内の様子
関空から厦門までのフライトは、わずか3時間半。
あっという間で、体力的にも全くしんどさを感じませんでした。

座席は LCC よりずっと広々としていて、ゆったりと過ごすことができました。
席に着くと、CAさんがナッツと水を配ってくれて、これにはちょっと感動。
LCCを選びがちな私にとって、このサービスは新鮮で嬉しかったです。

離陸から2時間ほどすると、待ちに待った機内食が運ばれてきました。
これが期待以上においしくてびっくり!
メインの食事に加えて、デザートのフルーツや乳酸菌飲料までついていて、大満足でした。
量がとても多かったので、小袋のお菓子だけは持ち帰ることにしました。
短いフライトでしたが、厦門航空のサービスには驚きの連続。おかげで快適な空の旅となりました。
見慣れない空港での入国と移動

厦門高崎空港に到着。
初めて中国で入国手続きをするので、めちゃくちゃ緊張しました。
乗り継ぎとはいえ、一度入国する必要があり、ビザが免除される代わりに専用の用紙に記入しなければなりません。
緊張のイミグレーションでは、聞かれる前に明日乗るフライトの印刷した紙を思わず差し出してしまいました(笑)。
指紋も全指取られ、無事に入国スタンプが押されたときは心底ホッとしました。

いよいよトランジットホテルの手続きへ。
厦門航空のスタッフさんがとても親切で、3人1部屋にしてもらえることになり一安心。

シャトルバスの場所を指差して教えてくれました。
シャトルバス乗り場へ向かうと、近くで運転手さんがタバコを吸っていてびっくり!
中国には喫煙ルームのような場所がないのかもしれません。
ぎゅうぎゅうの狭いシャトルバスに乗り込み、いくつかのホテルを経由して、ようやく目的のホテルの名前が見えたときは、心から安堵しました。
まさかの無料ホテルに宿泊

予想外に快適だったトランジットホテル
空港からシャトルバスに揺られ、ホテルに到着。
色々なホテルをまわるので30.40分はかかったと思います。
運転は荒いので不安な方は酔い止め飲むのをおすすめします。

乗り物酔いしやすい姉は危なかったです!(笑)

ロビーに入った瞬間、その綺麗さに思わず声が出ました。
無料のホテルと聞いていたので、正直あまり期待していなかったのですが、その豪華さに驚かされます。
ホテルのスタッフの方はとても親切で、騒音を気にして上の階の部屋を用意してくれました。
英語はあまり通じませんでしたが、翻訳機を使ってスムーズにやり取りができました。
パスポートを見せてキーを受け取り、エレベーターへ。
エレベーターホールから廊下まで、まるで高級ホテルのよう。
本当にこれが無料なの?と何度も疑ってしまうほどです。

そして、部屋のドアを開けるとさらにびっくり!
広々とした部屋には大きなベッドが2つ、洗面所もとても広く、アメニティも充実していました。
ペットボトルの水も4本も用意されていて、これでゆっくり休めそうだと心から思いました。
宿泊したホテル:シャーメンエアーホテル 1987(廈門駅磐基名品中心)
旅の夜に思うこと
飛行機の中で機内食をたっぷり食べたので、お腹は全然空いていませんでした。

シャワーを浴びて、そのままベッドへ。
長旅の疲れを癒すべく、たっぷりと眠ることにしました。
「いよいよ明日は、オランダへ飛ぶんだ!」
ベッドに横になりながら、そう思うとワクワクしてなかなか寝付けません。
ただ、時差ボケを最小限に抑えるためにも、飛行機では寝ないようにしようと決めていました。
だからこそ、この無料ホテルで、眠れるだけ眠っておこうと頑張って目を閉じました!
静かな厦門の夜。
明日に向けて英気を養い、旅の初日を終えたのでした。
【オランダ旅行記2日目】ついに上陸!厦門からアムステルダム、そしてライデンへ


もしもの時のために中国乗り換えで考えている方は
simカードの購入をおすすめします。(空港から出る場合)