現在開幕中の大阪・関西万博EXPO2025!
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、
世界各国がそれぞれの未来像や文化、最新技術を披露しています。
この記事では東ゲートを入って右側の
コネクティングゾーンのパビリオンをご紹介いたします!
私もこのゾーンへ足を運び、いくつかのパビリオンを巡ってきました!
この記事では、私が実際に体験したパビリオンのリアルな待ち時間、
目を引く外観、そしてどんな体験ができるのかを、写真と共にご紹介します。
なお、各パビリオンのおすすめ度は、
あくまで筆者の個人的な見解に基づくものですので、参考としてご覧ください。
まだ訪れていないパビリオンも多いため、本記事は随時更新していく予定です。
ぜひこの記事を参考に、訪れる際のヒントにしてくださいね!
コネクティングゾーンのパビリオンの一覧はこちら!
パビリオンの名前を押してもらうとそのパビリオンの見出しまで飛びます!
- C-01 ネパール
- C-02 ルクセンブルク
- C-03 ドイツ
- C-04 大韓民国
- C-05 コモンズF館(アルメニア・カザフスタン・ブルネイ)
- C-07 アゼルバイジャン
- C-10 モナコ
- C-11 トルコ
- C-12 タイ
- C-13 スペイン
- C-14 サウジアラビア
- C-15 オーストラリア
- C-16 インドネシア
- C-14 インド
- C-15 ウズベキスタン
- C-16 セルビア
- C-17 バングラデシュ
- C-18 セネガル
- C-22 エジプト
- C-23 コモンズB館(26か国)

パビリオンの数は20個でエンパワーリングゾーンより少ないですが
コモンズB館には26個の国のブースがあるので
コモンズB館をみるだけでも大変です。
東ゲートはいって左のエンパワーリングゾーンの記事はこちら

C-05 コモンズF館(アルメニア・カザフスタン・ブルネイ)

待ち時間 | 30分(土日の昼間) |
予約方法 | 先着 |
所要時間 | 15分 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆(2/5) |
コモンズF館パビリオン:テーマ
アルメニア共和国
テーマ: 「Pillars of Today & Tomorrow(現在と未来を支える柱)」
歴史や文化、観光、イノベーション、教育の未来などを8本の柱で構成し、模型とプロジェクションマッピングを用いたインタラクティブな展示でアルメニアの現在と未来を発信しています。特にICT産業の急成長を紹介しています。
カザフスタン共和国
テーマ: 「命をつなぐデザイン ALEM」
広大なカザフスタンの紹介に加えて、臓器移植の際に臓器の鮮度を維持する装置「ALEM」の展示が見どころです。これは「いのち」をテーマにした万博の主旨にも合致しており、未来の医療技術への貢献を示唆しています。
ブルネイ・ダルサラーム国
「平和な社会と豊かな自然」、あるいは「文化交流と友好」といった側面が強調される傾向があります。
コモンズF館の建物自体に、ブルネイの王宮にある橋や、大阪の「橋の街」としての共通点から、両国を友情で繋ぐシンボルとしての橋をイメージしたオブジェが設置されるなど、交流とつながりが重視されていました。
コモンズF館パビリオン:待ち時間
カザフスタンの展示を含む3ヵ国コースと
アルメニアとブルネイの展示だけの2ヵ国コースに分かれています。
2ヵ国コースは自由見学なので待ち時間もほぼなく、
並ぶとスムーズに進み10分程度で入ることが出来ると思います。
3ヵ国コースはカザフスタンの定員が20~30人程度だったので
待ち時間が発生していました。
コモンズF館パビリオン:内容

広大な草原や壮大な山々、多様な生態系が織りなす映像と音響は、
まるでその場にいるかのような没入感がありました。
カザフスタン共和国の成り立ちや文化について知ることが出来ました。
コモンズF館パビリオン:ショップ・レストラン
ショップとレストランは常設されていませんでした。
スタンプラリーは展示一番奥のブルネイに設置されていました。
コモンズF館パビリオン:感想

コモンズF館のカザフスタンはスタッフさんの説明を聞きながら
展示を見るスタイルです。
アルメニアは立体造形展示が主で、ブルネイは大画面スクリーンの展示でした。
ブルネイには着用できる民族衣装が展示されていました。
C-07 アゼルバイジャンパビリオン

待ち時間 | 40分(土日の昼間) |
予約方法 | 先着 |
所要時間 | 10分 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆(2/5) |
アゼルバイジャンパビリオン:テーマ
アフリカ大陸最大の国で、国土の約8割をサハラ砂漠が占めています。
240万年前の石器セレクションによる展示スペースからスタート。
持続可能な開発分野における国の戦略を証明する映画の上映のほか、ムザブの谷やタッシリ・ナジェールなど7つのユネスコ世界遺産を有する国の遺跡、観光地の素晴らしさも紹介。来場者は、持続可能性や食料、水、エネルギー、貧困の撲滅に関連したアルジェリアの世界的問題への取り組みを理解することができます。
テーマ
アルジェリア、平和共存の大地
関西万博公式-アゼルバイジャン
アゼルバイジャンパビリオン:待ち時間

土日の昼間にいったので少し列ができていました。
40~50分ぐらいでした。
日影が何もないので待つのは少し大変です。
近くにジェンダーレストイレがあるので待っているときにトイレには行きやすかったです。
アゼルバイジャンパビリオン:内容
パビリオンの中に入るまでにアゼルバイジャンの綺麗な風景の写真が飾られていて
パビリオンの中に入ると映像が流れています。
その部屋を出た先には民族衣装などの展示があります。
アゼルバイジャンパビリオン:ショップ・レストラン
ショップ
出口付近におみやげが売ってあります。
なじみのない国だったので、どういう商品が特産品なのか学べました。
レストラン
ショップから2階にいけるようになっていて
飲み物や軽食が売っていました。
ショップ入口から入ってレストランに行けそうだったので
パビリオンに並ばなくてもレストランには行けると思います。
アゼルバイジャンパビリオン:感想

アゼルバイジャンパビリオンは、まずそのユニークで美しい外観に目を奪われ、期待が高まります。
しかし、中に入ると、短いビデオとわずかな展示のみというシンプルな構成で、
その外観から想像していた体験とのギャップに少し残念な気持ちになりました。
入場待ちに時間をかけるほどの内容ではなかったというのが正直な感想です。
C-10 モナコ

待ち時間 | 5分(平日の夜) |
予約方法 | 先着 |
所要時間 | 20分 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆(2/5) |
モナコパビリオン:テーマ

モナコ公国が長年大切にしてきた海の環境保護活動や、地球の未来を良くしていこうという思いが込められています。パビリオンでは、テーマを具体的に示すために、以下の4つのコンセプトでユニークな感覚的体験を提供します。
- TAKE CARE OF WONDER. (自然の奇跡を守る)
- TAKE CARE OF OUR CITY. (街を守る)
- TAKE CARE OF OUR MOTHER EARTH. (母なる地球を守る)
- TAKE CARE OF OUR OCEANS. (海を守る)
日本式庭園と地中海スタイルの庭園を融合させた建築デザインも特徴で、来場者一人ひとりが自然を奇跡として再発見し、守り育てることの大切さを呼びかけ、環境問題への意識を高めることを目的としています。
テーマ
「Take Care of Wonder(不思議を大切に)」
関西万博公式-モナコ
モナコパビリオン:待ち時間
平日の夜19時半ごろではパビリオンの中に入るのには5分程度で入ることが出来ました。
モナコパビリオン:内容

1階の体験型展示は、手の動きが映像に反映されとても楽しかったです。
2階の体験型展示は、双眼鏡を覗いてモナコの街並みをみることができます。
※この双眼鏡体験は非常に混雑しており約30分待ちでした。
QRコードを読み取ると同じ映像が携帯でみることがでます。
3階はワインバーがありますが、私が訪れた時間は既に閉まっていました。
なので4階の展望ラウンジにも入れませんでした。
3階と4階に行きたい方は日中に訪問することをオススメします!
モナコパビリオン:ショップ・レストラン

3階にワインバーがあります。
モナコパビリオン:感想

平日の夜に行ったので混雑していなかったこともあり
全ての展示を体験することができ、とても楽しめました!
伝統的な日本庭園の要素と、地中海らしい開放的なスタイルが
見事に融合したパビリオン裏の空間はとても癒されました。
C-11 トルコパビリオン

待ち時間 | 5分(土日の夜) |
予約方法 | 先着 |
所要時間 | 10分 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆(2/5) |
トルコパビリオン:テーマ
トルコパビリオンのテーマである「文明の黄金時代」は、トルコと日本の国旗に描かれた太陽と月で象徴される昼と夜の概念を具現化するものです。このテーマは、共通の文化的遺産のもとでギョベクリテペからオスマン帝国までの過去の文明を結びつけています。コンテンツとデザインを融合したパビリオンは、トルコの地中海沿岸と黒海沿岸を象徴する波模様を描いたファサードを特徴としています。入口上部にある「三日月と星」のイルミネーションは国家の誇りを強調し、入口と内部は月と太陽を表す「キュン・アイ」のシンボルで飾り付けられています。トルコの豊富なホウ素資源を象徴するホウ素コーティングされた木のユニークなインスタレーションが、参加国の旗とともに照らされ、昼夜を問わず印象的な特徴をつくり出しています。
テーマ
文明の黄金時代
コンセプト
アナトリア文明で培われたトルコの深遠な歴史的経験を未来へのビジョンに変換し人類と共有する
関西万博公式-トルコ
トルコパビリオン:待ち時間
私たちが訪れたときは20時前ぐらいの時間だったのでほとんど待たずに入場できました。
夜は比較的空いてそうでしたので東ゲートに向かう前にさくっと入るのがおすすめです。
トルコパビリオン:内容

パビリオンの中央に設置されている月が目を惹きます。
古代文明からオスマン帝国を経て現代に至るまでの歴史が展示され、特に、日本との外交関係の始まりを象徴する軍艦「エルトゥールル号」の実物大モデルも展示されており、両国の深い絆を感じることができます。

月のモチーフの横にはタッチパネルが配置されていて
そこをタッチすると画面に映し出された顔がトルコの食事や文化について話してくれる展示もあります。
(白雪姫にでてくる鏡みたいで少し怖かったです)
トルコパビリオン:ショップ・レストラン
ショップ

トルコパビリオンのショップはパビリオンの一番奥に位置していて
カッパドキアをイメージした気球などのモチーフが飾られているのが入口です。
トルコで有名なナザール・ボンジュウという青いガラスに目玉が描かれているお守りやかわいらしいコップ等が販売されていました。
レストラン
レストランは無いですがパビリオンの入り口にフードトラックがあります。
右側がトルコアイスです。
こちらが実際に購入した時に様子です。
左側がフードです。
トルコパビリオン:感想
トルコパビリオンは、待ち時間がない場合に立ち寄るのが良いという印象でした。
展示内容は短いビデオと簡潔な展示のみで、外観の華やかさとは対照的に、サクッと見て回れる構成です。
混雑していなければ気軽にトルコの文化に触れるには良いかもしれません。
C-12 タイパビリオン

待ち時間 | 15分(平日の夕方) |
予約方法 | 先着/予約 |
所要時間 | 20~30分 |
おすすめ度 | ★★★☆☆(3/5) |
タイパビリオン:テーマ
タイのパビリオンでは、世界クラスの医療、ユネスコに登録された伝統的なマッサージ、そしてハーブ薬を紹介します。タイ料理で免疫力を高め、自然の音に癒され、文化的なパフォーマンスを楽しみ、アロマセラピーで心と体をリフレッシュしてください。来館者は、タイの魅力を完全に体験することができます。
テーマ
大きな幸福のため、いのちをつなぐタイ
関西万博公式-タイ
タイパビリオン:待ち時間
平日の夕方に訪れました。
列が全然できていなかったので並んだらすぐに入れました。
夕方は空いているのでおすすめです。
タイパビリオン:内容
タイパビリオンは、タイの豊かな文化と最先端の取り組みを五感で楽しめるユニークな構成でした。
まず、最初の部屋では、タイの名所が映し出される映像を楽しみながら、スタッフの方と簡単なタイ語の練習をします。
次の部屋ではタイの文化にまつわる映像で理解を深め、さらにその次の部屋では、タイの医療技術が紹介されます。
ここではタイ古式マッサージの体験スペースもあり、タイのヘルスケアの先進性を肌で感じることができます

(ただし、マッサージの予約は朝9時から並ぶ必要がありそうです)

そして、最後の部屋はタイ料理の紹介です。可愛らしい大きなタイ料理のオブジェが目を引き、料理の香りが漂う空間は、まるで本当にタイを旅しているかのようでした。
映像、香り、体験を通じて、タイの魅力を存分に満喫できるパビリオンです。
タイパビリオン:ショップ・レストラン
ショップ
パビリオンの最後にショップがあります。
タイで有名なジム・トンプソンの商品やタイビールなどが販売されています。
レストラン
ショップの横にタイ料理を提供しているスペースがありました。
パビリオンの外にテーブルとイスがあるのでそこで購入したものを食べられます。
いい匂いが漂っていてすごく食べたくなりました。
レストランだけの利用は難しそうでした。
タイパビリオン:感想
タイパビリオンの最初の部屋で流れるタイの美しい名所の映像は、以前タイに行った時を思い出して、「また行きたい!」と思いました。
次の部屋でのプロジェクションマッピングのようなビデオも非常に凝った作りで、タイの文化や歴史を楽しく学べます。
タイの医療技術の高さを初めて知りました。そして何より楽しかったのがタイ料理のコーナーです。
可愛らしいオブジェだけでなく、食欲をそそる本場の料理の香りが充満しており、それだけで幸せな気持ちになりました。
待ち時間が少なければぜひ訪れてほしいパビリオンです。

タイの記事をまとめています。ホテル・お土産などはタグで検索できます。

タイに興味がわいたら
ぜひ私たちのタイの記事もよんでみてください!
C-13 スペインパビリオン

待ち時間 | 11時間(土日の昼) |
予約方法 | 先着/予約 |
所要時間 | 15~20分 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆(2/5) |
スペインパビリオン:テーマ
スペイン館は、スペインと日本の歴史的なつながりの象徴として「黒潮(くろしお)」を選びました。16世紀、黒潮海流のおかげで、あるスペイン人航海者がアジアからアメリカへ向かう安全な航路を発見しました。これが、250年間にわたってフィリピンとヌエバ・エスパーニャ(現在のメキシコ)を結んだ「マニラ・ガレオン」と呼ばれる貿易航路の誕生につながりました。黒潮は、スペインにとって航海、技術、グローバル貿易、ブルーエコノミー、文化交流、そして古くからの友情の象徴です。
テーマ
黒潮
コンセプト
黒潮、 二つの国をつなぐ一つの海の中へ
関西万博公式-スペイン
スペインパビリオン:待ち時間

フラメンコなしの展示のみの場合土日の昼間で1時間ほどでした。
パビリオン前で霧がでているので少し涼しさを感じることができました。
スペインパビリオン:内容
航海時代にアジア航路で利用された「黒潮」がテーマの中心で、
スペインと日本の歴史的なつながり、
特に16世紀のマニラ・ガレオン船を通じた貿易と文化交流が紹介されていました。
入り口の大階段は海と太陽を表現し、館内は深海のような暗い空間で、
海洋生物やブルーエコノミー(海洋経済)、日本との交流の歴史などが紹介されていました。
階段がなく、スロープだったので見学はスムーズにできると思います!
スペインパビリオン:ショップ・レストラン
ショップ
展示の先にショップがありました。
オリーブオイルやワインなどがも販売していました。
万博価格ではなく、リーズナブルな価格でした。
レストラン
スペインパビリオンの右側にレストランの入り口があります。
パビリオンほどではないですが列はできていました。
また、ショップ横にも軽食を購入できるところがありました。
コーヒー、スペインビール、チュロスを購入しました。
スペインパビリオン:感想

スペインパビリオンは写真映えする展示でした。
深海の暗さからビビットな展示へ変わっていくのが
とても印象的でした。
通路も広く、展示が両方の壁にあるので混雑はあまり感じませんでした。
階段がなくスロープだったのでゆっくり進みながら見ることが出来ます。

写真を撮りまくりました
今後の記事について
今現在20個中6個のパビリオンをご紹介しました!
まだ書けていないパビリオンも沢山あります。

大阪・関西万博開催中に随時更新していきます!

お楽しみに!
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