この記事では、2024年8月のお盆休み期間に私たちが利用した
大阪・南港から北九州・新門司港へ運行している
名門大洋フェリーの部屋・設備・食事についてご紹介します。
初めて名門大洋フェリーに乗船される方が快適に過ごせるように船内設備についてまとめました！
レディースルーム、大浴場、レストランなどを利用する際の注意点もご紹介します。
名門大洋フェリーの利用を検討されている方の参考になればと思います。
▼名門大洋フェリーの予約からアクセスについてはこちらで紹介しています！
新幹線移動に飽きた方必見！｜滞在12時間半の名門大洋フェリーの予約からアクセスまでご紹介！
船室(部屋)について
今回は、私たちが利用したツーリスト(レディースルーム：定員10名)と利用時の注意点についてご紹介します。
設備
ツーリストルームは2段ベット仕様になっています。
ですが、1段目と2段目の利用者が通路を共有することはありません。
1段目同士が向かい合い、2段目同士が階段を挟んで向かい合っています。
船室番号①と船室番号⑩は向かい合うことがないので一人旅には最適かな？
ただ、船室番号①は出入口横なので音に神経質な方は避けた方がいいかと思います。
防音機能ばっちりの扉なのですこし重たく、扉が開くと廊下の音がダイレクトに聞こえてきます(笑)
ベッドサイズはシングルだと思います。
私たちは160㎝以下の女性だったので、足を伸ばして寝ることができました。
正直、マットレスは硬めです。
瀬戸内海なので横になっていても揺れや波の振動は感じませんでした。
船室は、1日過ごすには十分な設備が揃っていました。
・照明
・鏡
・コンセント
・棚(頭側と足元側に各1つずつ)
・ドリンクホルダー1つ
・ハンガー2つ
・荷物置き場※飛行機の機内持ち込みサイズ程度
ボトルホルダーに保温カップ(飲み口が開いているフタ付き)を入れたまま寝ましたが、こぼれていませんでした！
出入口にカーテンが下りるのでプライベート空間が確保できます
注意点
レディースルームを利用される方は乗船されたらまずインフォメーションに行ってください！
レディースルームの扉には鍵が付いています。
解除するための暗証番号をインフォメーションでもらう必要があります。
入室の際に毎回必要なので紙を無くさないようにするか写真を撮っておくようにしてください。
インフォメーションは6Fのエントランスホールにあります。
売店横にあるのですぐに分かると思います。
写真の右側です。
日の出時間も教えてくれます！
船内設備
2Fから6F
駐車場
2Fから5Fと6Fの一部が駐車場になっています。
航海中は立ち入ることができないので忘れ物がないように注意してください！
6F
自動販売機エリア
電子レンジ、飲み物、カップラーメン、アイスの自動販売機があります。
お箸も置いてあったので安心しました。
ゲームコーナー
売店
オリジナルグッズ、カップラーメン、ご当地お菓子など販売していました。
キッズルーム
フロント横にある開放的なキッズルームです。
おもちゃなどはありませんが、清潔感がありました。
コインロッカーエリア
貴重品用や冷蔵用など用途別のコインロッカーがありました。
レストラン
私たちは朝食で利用しました。
テーブルは非常に多く、座るところに困ることは無さそうでした。
ただ、窓側のテーブルに限りがあるので早く埋まってしまいます。
乗船時、レストランはオープンしていません。
レストランで夕食をとられる方は乗船後すぐにレストラン前に並んでおられました。
朝食の様子
朝食はビュッフェスタイルになっています。
6時40分のオープン前からレストランに行列ができていました。
朝食料金はレストラン入り口のレジで行います。
まず朝食料金を支払うための列に並びます。
夕食と朝食セットもあるみたいで、夕食利用者の方はチケットを持っていました。
朝食料金支払い後、席を取りに行きます。
レジ横に使用中の札があるので、会計後にテーブルに置いて席を確保してから次はビュッフェの列に並びます。
すごい混み具合でびっくりしました。
ビュッフェの列もレジ前まで伸びていたので入り口に戻って並びます。
大型連休時は何をするにも列に並びます(笑)
朝食の種類は豊富で、和食、パン、郷土料理、デザートがありました。
たくさん取りすぎてお腹がはちきれそうになりました。
飲食エリア
窓側にカウンター席とテーブル席があります。
あまり多くはないので、埋まっている場合は7Fの展望エリアでも飲食OKみたいです！
展望エリアはイスとサイドテーブルだけなので少し食べにくいかもしれません。
7F
大浴場
入り口のモニターに空いているロッカー数が表示されるので
混み具合がわかるようになっています。
大浴場を利用した感想は
脱衣所、洗面台、シャワーの数などは多い方ではありませんがフェリーであると考えれば十分の広さで快適だと感じました。
ヘアドライヤーは6台ぐらいだったかな？
すべて使用中の場合は船内トイレにもヘアドライヤーが設置されているので利用できます。
大浴場には、シャンプー、リンス、ボディソープのボトルが置いてあります。
洗顔はなかったと思います。
洗面台にもハンドソープがあるだけで化粧水などはありません。
必要な方は持って行くようにしましょう。
展望ラウンジ
夜景が見やすいように照明が暗くなっていました。
夕食後に訪れたので、いろんな食べ物の匂いが混ざってました。(笑)
展望ラウンジは、神戸側が見れるので甲板に出なくても夜景が見れます。
私たちは甲板で明石海峡大橋の下を通りましたが風がとても強いです。
エレベーター
階段だけではなく、2Fから8Fまでのエレベーターもあるのでベビーカーなども快適に移動できます。
甲板
腰掛イスがすこしだけありました。
あと、風がとても強いので注意してください！
私たちは、夜の明石海峡大橋と日の出を甲板で見ました。
乗船時にインフォメーションで日の出時刻を教えてもらい、頑張って起きました！
明石海峡大橋の時はたくさんの方が甲板に居られましたが、日の出は数人程度でした。
まとめ
今回は、名門大洋フェリーの船内設備について紹介しました。
新幹線より時間はかかりますが、12時間半を船内で過ごすには十分な設備が揃っています！
なにより大浴場があり、横になれるベッドもあるのでとても快適に過ごせました。
お盆休み期間で満室のなか利用しましたがパブリックスペースが非常に広いので
乗客が多いとは感じませんでした。
朝食のレストランと甲板で明石海峡大橋を見ている時はたくさんの乗客がいると感じましたが
大浴場は待つことなく3回も入れました(笑)
今回の記事が、名門大洋フェリーを利用される方の参考になればうれしいです。
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