昨夜の遅れを取り戻すべく、気合を入れてスタートした旅行2日目。
目指すは本旅のメインイベント、憧れの「くしろ湿原ノロッコ号」です!
午前中は和商市場やセコマを満喫し、「今日こそは最高の1日にするぞ」と意気込んでいたのですが……。
まさかの大雨に地震、そして予想外のタクシー代。
挙句の果てには深夜のホテルで立ち尽くす事態に。
私の旅路に、一体何が起きているの?
涙なしには語れない、釧路での散々な1日を振り返ります。
◀ [1日目] 釧路からスタート!レンタカーなし北海道旅行の始まりはこちら
Klook.com朝から「洗礼」と「人の温かさ」に触れる
昨夜は深夜0時の到着でバタバタでしたが、2日目は7時に起床。
まずは昨日、あまりの遅さに断念した大浴場へリベンジに向かいました。
広いお風呂でようやく手足を伸ばせて、「あぁ、やっと北海道に来たんだな……」と、少しだけ旅の気分を取り戻せた気がします。
さっぱりしたところで、8時半に朝ごはんの会場へ。

ところが、会場に着いてびっくり。
信じられないほどの大混雑で、座る場所がどこにもありません。
「えっ、もしかして立って食べるしかないの……?」と、トレーを持ったまま立ち尽くしてしまいました。
朝からまた試練か、と焦りかけたその時です。
「ここ、もう空きますからどうぞ」 と、やさしい方がサッと席を譲ってくださったんです。
殺気立った混雑の中で触れた、思いがけない人の温かさを感じました。
釧路を満喫!和商市場と「セコマ」巡り
お腹も満たされたところで、10時からは街へ繰り出します。

まずは釧路の台所「和商市場」へ。
活気あふれる市場を歩いていると、ようやく観光らしい気分が盛り上がってきます。



市場では、お土産を選んだり、ぷりっぷりの牡蠣をその場で味わったり。
さらに「今夜のホテルの飲み放題と一緒に楽しもう!」と、美味しそうなフライドチキンもしっかり購入しました。

写真に写ってるボディータオルは自分用のお土産におすすめですよ!
乾くのも早くて泡もきめ細かいです。

旅行用のボディータオルとして重宝しています!
外はカラッと晴れていて、気持ちのいいお天気。
「昨日は大変だったけど、今日は最高の1日になりそう!」と、この時は心から楽しく過ごしていました。
その後は北海道の定番、セイコーマートへ。カップヌードルなどを購入しました。


明日の朝は始発の特急で新千歳空港へ向かう予定だったので、ホテルの朝食が食べられない代わりにと、駅のパン屋さんやおにぎり屋さんも回って翌朝の準備を整えます。
一旦ホテルに戻って、買っておいたパンやおにぎりを部屋へ。
「よし、これで明日の準備も万端!」 身軽になったところで、
いよいよ今回の旅のメインイベント、ノロッコ号が待つ釧路駅へと向かいました。

いよいよメインイベント!ノロッコ号に乗車……したはずが

13時、いよいよ今回の釧路旅行で一番楽しみにしていた「くしろ湿原ノロッコ号」に乗り込みます。

ノロッコ号の中ではちょっと高めのビールを飲みながら出発を楽しみに待ちます。
ノスタルジックな車両に揺られながら、窓の外に広がる雄大な湿原を眺める……。
そんな贅沢な時間を想像して、胸が高鳴っていました。
ところが、13時50分に釧路湿原駅に到着したその瞬間でした。
あんなに晴れていた空が嘘のように、突然の激しい雨。
「えっ、今から展望台に行くのに……」と沈んだ気持ちでした。

車両が雨のため出発できないので、少し雨が小降りになったタイミングで
乗客はみんな列車を降りて、展望台へと向かいます。

少し雨が弱まったタイミングを見計らって景色を眺めてはみたものの、どこか落ち着かない気持ち。
「この後の運行、大丈夫かな?」 そんな小さな不安を抱えながら、列車まで戻りました。

悪夢の足止め。地震、そして決断のタクシー
16時に車両へ戻り、17時10分には塘路(とうろ)駅へ向けて出発。
釧路湿原駅へは 「17時40分には戻ってこられる」という案内を聞いて、少し安心して電車を見送りました。
ところが、そこで追い打ちをかけるような事態が起きました。
突然の地震です。
ただでさえ大雨でダイヤが乱れているのに、まさか地震まで起きるなんて……。
いつ動くかもわからない電車を待ち続け、気づけば外は真っ暗。
見知らぬ場所で足止めを食らい、このまま帰れなくなったらどうしようという恐怖で、心細くてたまりませんでした。
駅にはトイレもなく本当に最悪な状態でした。
19時になっても一向に動き出す気配がなく、意を決してタクシーを呼ぶことに。
30分ほどしてようやく来てくれたタクシーに乗り込み、なんとかホテルへ向かいました。
その運賃、なんと8,730円。
予期せぬ大きな出費に、お財布も心も痛みましたが、「背に腹は代えられない」と自分に言い聞かせていました。
ところが、一番つらかったのはその帰り道です。
タクシーの窓の外を、あんなに待ちわびた「ノロッコ号」が、何食わぬ顔ですーっと通り過ぎていくのが見えたんです。
「……嘘でしょ? 待ってたら乗れたの?」
その瞬間、堪えていたショックが一気に溢れ出しました。
高いお金を払って、でも結局は電車とすれ違って……。
今までの旅行の嫌な思い出トップ3に入るくらい、本当に、本当につらくて虚しい時間でした。

20時ホテル帰還。タイムリミットとの戦い
ようやくホテルのロビーに滑り込んだのは、夜の20時。
本来なら夕方5時には戻ってきて、優雅にカクテルでも楽しんでいるはずだったのに……。
しかも、楽しみにしていた無料のアルコール提供は21時まで。残り時間はあと1時間しかありません。
「とにかく、少しでも元を取らなきゃ!」
そんな執念で、急いで夕食の準備に取り掛かります。

ここで本当に救いだったのが、昼間に和商市場でフライドチキンを買っておいたこと。
もし何も買わずに帰っていたら、この時間から外に食べに行く気力なんて1ミリも残っていませんでした。
「買っておいた私、グッジョブ……!」
心の中で自分を褒めながら、チキンを頬張り、駆け込むようにお酒で流し込みます。
でも、ゆっくり味わう余裕なんて全然ありません。
お風呂の時間も限られているので、食べ終えたら息つく暇もなく大浴場へ。
昨日も今日も、どうしてこんなに時間に追われているんだろう……と、なんだか可笑しくも悲しい気持ちでいっぱいでした。
深夜1時30分の絶望。乾燥機よ、お前もか
バタバタとお風呂を済ませ、ようやく一息……と思いきや、まだ終われません。

溜まった衣類を洗濯するためにコインランドリーへ。
洗濯を終え、乾燥機にかけて一度部屋に戻りました。
深夜1時30分。
そろそろ乾いたかな、とランドリー室へ向かった私を待っていたのは、本日最後の、そして最大級の絶望でした。
「……全然、乾いてない」
あんなに長い時間回していたのに、衣類はまだ重たく湿ったまま。
どうやら乾燥機がうまく作動していなかったらしく、無情にもお金だけが吸い込まれていました。
こんな夜中なのでフロントにはもう誰もいません。
返金をお願いすることも、助けを呼ぶこともできない。
真夜中のランドリー室で、湿った服を抱えて立ち尽くす虚しさ。
結局、半乾きの衣類と一緒に部屋へ戻り、やり場のない怒りと悲しみを抱えたままベッドに潜り込みました。
時計の針は、すでに深夜2時を回っています。
明日は始発の特急に乗るために、5時起き。
あと3時間後には起きなきゃいけないなんて……。
憧れのノロッコ号、高額なタクシー代、そして最後の乾燥機パニック。
「今回の釧路旅行、本当に散々だったな……」 そんな思いがぐるぐると頭を駆け巡りながら、泥のような眠りについたのでした。
今回の旅を最初から読む(1日目):[【釧路旅行記1日目】霧で欠航?空の上で祈り続けた、新千歳への着陸劇]
涙の絶望から一転、癒やしに包まれた3日目のエピソードはこちらからどうぞ:【3日目】北海道、ついに本気を見せる。支笏湖の絶景カヌーと極上温泉に救われた1日]
北海道旅行で宿泊したホテル一覧

・支笏湖で宿泊した1日目のホテル

・支笏湖で宿泊した2日目のホテル

・札幌で宿泊したホテル



